2013年5月5日  三浦アルプス縦走ハイク



今日5月5日は子どもの日。
平成25年のゴールデンウイークもあと1日を残すばかりになりました。
そんな名残惜しい休日の今日、
多摩川ウオーキングフェスタを一緒に歩いた同僚の勧めで山歩きをしてまいりました。
今回歩いたところは、神奈川県東部にある三浦半島。
その半島の東西にまたがる別名三浦アルプスといわれる丘陵地帯です。
三浦アルプスの標高は200m前後で、山としては高くありませんが、
コースが複雑で難しく、支道もを多くて初心者が一人で立ち入ると遭難しそうなほどです。
山歩き初心者の私も同僚のガイドで無事に歩くことができました。
しかし……! 
もともと運動神経のない私は、滑るは、転ぶは、木にしがみつくはで、
見た目も体もかなり痛いハイクになってしまいました (>_<)
こんな私に対して、同僚といえばさすが山に慣れているだけあって、
無駄のない動きで渋く歩いておりました。
5月は新緑のシーズン♪
三浦アルプスも素晴らしい新緑をまとっていました。
そんなこんなのハイクの様子を
私のカメラと同僚のカメラで撮った写真を織り交ぜてご紹介したいと思います。
ちなみに右下に日付が入っているのが同僚のカメラで撮影した写真です。





今回は三浦半島を西から東へ横断するコースになります、。
京浜急行の電車に揺られて三浦半島の西の付け根である逗子市に向かいます。





京急新逗子駅に到着しました。
ここから登山道の入り口まで歩いていきます。





同僚の先導で登山道入り口へ。
といっても、しばらく歩くことになりますので、
その行程も写真でご紹介します。





上の写真の先にあるトンネルを歩いています。
このトンネルを抜けると逗子市から葉山町に入ります。



 


登山道まではまだまだですが、
同僚お勧めのお店でジュース、ジュースと♪
ちょっと小休止です。





登山道最寄りのコンビニで食糧とドリンクを調達。
さあ、登山道へ行きましょう!





何の案内看板もない住宅地の路地を曲がると、
そこが登山道への道だったりします。
同僚のガイドなしでは迷子間違いなしです。





ここが登山道の入り口です。
準備完了です!
出発します!!
なお、写真が傾いているのは、三脚の仕様です(笑)





新緑が美しい林道を歩き始めました。
とても歩きやすそうに見えますよね(今のところは…)
今回のハイクでは私が先頭で同僚が後に続く1列縦隊で歩いていきます。
登山では初心者は列の前方を歩いてベテランは後方を守るというスタイルがあります。
同僚も気を使ってくれたのかな……なんていい奴
と思っていたのですが、
同僚は蜘蛛が嫌いなので、私が前を歩いて蜘蛛の巣避けになってくれとのこと。
あー、なんていい奴なんだ\(^o^#)/





川といいますか、沢といいますか
そんな流れに沿って歩いていきます。





いきなり倒木が現れました。
この先きでもいろいろと倒木が登場しますよ。



 


ピーカンで木の葉の色が飛んでいますが、緑が美しい風景の中を歩いています。
前方にハイカーを発見しました。





道幅が狭くなってきました。





この辺りは道と樹木が整備されていますね。
前方のハイカーに追い付きつつ歩いていきます。



 


しばらく歩くと広場のようなポイントに到着しました。
今まで気づかなかったのですが、たくさんのハイカーが休憩しています。
皆さん今までどこにいたんだろう…
我々もここで小休止をとります。





小休止が終わって再スタートです。
ここから道が細くなって、いろいろな危険をはらんでいます。
慎重に歩かねばと思うのですが、私の場合転んだり滑ったりするのはお約束ですから…(>_<)
ええ、本当にいろいろと痛い思いをしました…


 


また、倒木です。
今度は道を完全にふさいでいます。



 


そんな倒木をヒラリと…全然違いますが…
びょこんと飛び越えたりしています。
一応再スタートしてからは用心のために手袋をしています。





コースは沢の中に入って来ました。
倒木というか流木というか、いろいろと障害物が道をふさいでいます。





沢の中での一枚です。
たぶんですが、コースが分からなくなって同僚に「どっちに行こうか?」と聞いていた
そんな記憶があります。





今歩いている道ですが、昔ここは軍用道路だったそうです。
こんな荒れた道が!?
道の側面には、当時の石垣が残っています。





コースは再び沢の中に入って来ました。
ここから先、どこに道が続いているのか分からなくなってしまいました。
とりあえず前方の倒木を越えて、沢の中を歩いていきます。



 


ここの倒木は軽々クリアできました。
それにしても道はどこだ?





沢の途中で細い道らしきものを見つけました。
写真では這っているように見えますが、
実はものすごい傾斜をよじ登っているところです。





先に登った私が後から来る同僚を撮ってみました。
けっこう傾斜があることがお分かりいただけると思います。





またまた倒木です。
今度は太い木が根元から倒れています。
倒木をまたいで乗り越えます。
私が今までウオークで歩いたオフロードは整備されている道ばかりで
足元さえ気を付けていればふつうに歩くことができたのですが、
こんなに荒れた道は初めてで、スリルの連続です。





手作りの標識を発見しました。
同僚の説明によるとこの先に目的地があるらしいとのこと、さすが頼りになります。
ということで、目的地の乳頭山まであと少し…らしいです。





このような道を歩いていると、たとえ鉄塔でも目標物はとても大切です。
そんなわけで地図に載っている東京電力の鉄塔の真下にたどり着きました。
とりあえずコースは間違っていないようです。





もう一本の鉄塔の前にやって来ました。
実はここでちょっと立ち止まっています。
前方にアブが飛んでいるので、どうしようか悩んでいるところです。





乳頭山に向けて最後の傾斜を登っています。
同僚頑張れ!





手作りといいますか手書きの標識を発見しました。
中央に小さく「→乳頭山」という文字が見えます。
そこが、今我々が目指しているところです。
その後、「田浦梅林」の方向に歩いて下山することになっています。





同僚も頑張ろう、あと少し!





乳頭山の山頂?に到着しました。
お疲れさまでした!
ちょうどお昼どきです。
ここで昼食休憩をとります。

同僚の話によりますと、
どうも我々は途中でコースを間違えていたものの
結果オーライでたどり着いてしまったようです。
スタート地点からここまで、本道、支道を含めていろいろなコースがある中で
我々は楽に歩くことができるコースを通って来ました。
同僚曰く、先ほどの沢のところで道を間違えたらしいとのことです。





乳頭山の山頂は展望が素晴らしい所です。
三浦半島の東側の海が見えています。
正面に見えているのは横須賀市の田浦地区の一部で船越というところ。
正面の入り江には、海上自衛隊の自衛艦隊司令部があります。





乳頭山の山頂もお昼時になってたくさんのハイカーが集まってきました。
皆さん、ここで昼食をとるようです。
我々は一足お先に下山することとします。





さあ、下山です。
先ほどの手書きの標識の所を田浦方向へと歩いていきます。





なんだか妙に元気よく歩いているように見えますね(笑)





田浦地区へ向かう道は整備されて歩きやすいです。





見晴らしの良い所に来ました。
先ほどの船越地区がよく見えます。
海面の白い点はヨットでしょうか。





順調に山道を降りています。





今回着用した手袋は、コンビニで買ったものなのですが、
値段の割に性能が良くてびっくりしました。
この手袋のおかげで怪我をせずに歩くことができました。





傾斜が緩やかな道なので下山まで距離があります。
順調に歩いています。





こんなところに標識が!
これは…地元の人向けの標識ですね。
このように書かれても我々にはどこがどこだか分りません(笑)





と思ったのですが、
このような手書きの標識も整備されていました。
これは分かりやすいですね。
この標識のようにコース上には分岐がたくさんありまして、
間違った分岐を歩くと遭難するかもしれません。
同僚曰く、実際に遭難した事例があったそうです。
そういえば、後から来られたベテランらしきハイカーの方も
この道は分かりにくいと苦笑いされていました。





田浦地区の港が丘住宅地に到着しました。
下山ルートはここまで。
山歩き終了です。
三浦半島を西から東まで横断したことになります。
お疲れさまでした!!





ゴールの記念に同僚とツーショット。
なお、写真が傾いているのは、三脚の仕様です(笑)
同僚もお疲れさまでした。
どうもありがとう!!!