2005年5月8日(月)  第15回鶴見川源流祭 源流ウォチング 6km

今日は、私のウォーキングのホームグランドでもある鶴見川の源流域をウォチするウオーキングに参加しました。
このウオークは、鶴見川の源流域で活動する市民団体のネットワークが主催する第15回鶴見川源流祭のイベントとして開催されたもので、
源流域の自然や治水などを見学する勉強ウオーキングです。
鶴見川は、多摩丘陵にある東京都町田市小山田地区を発して、神奈川県川崎市、横浜市を経て東京湾に流れ込む、全長42.5kmの川で、
以前はアザラシのタマちゃんが身を寄せたこともある川です。
今回歩いたところは、自然の残る町田市小山田地区の源流域。
私がいつも参加しているウオーキング協会関係のウオークではないので、約6kmの道程を2時間ほどかけて歩きました。
そして、ゴールでは、源流祭を開催中。コーヒーや豚汁などをいただきながら、鶴見川水系について勉強することができました。
今日の天気は曇り。天気予報では雨は降らないとのことでしたが、腕時計の気圧計を見ると気圧がどんどん下がってきています。
雨具の用意がなかったのでちょっとひやひやしましたが、幸い雨に降られることもなく、快適で有意義なウオーキングでありました。

〔ウオークデータ〕
歩行年月日 2005年5月8日(日)
名   称 鶴見川源流ウォチング
主   催 鶴見川源流ネットワーク
歩行形態 団体歩行
参加人数 約110名
歩行ルート 鶴見川源流泉のひろば−杉谷戸調整池−杉谷戸4号公園−新橋−小山田緑地梅木窪分園アサザ池−小山田緑地みはらし広場
歩行距離 約6km
歩行時間 スタート09:50 ゴール12:20 歩行時間 2時間30分
天   候 曇り

 
今回は、町田市役所前が集合場所です。




ここから貸し切りバスに乗って、小山田地区に移動します。




 
源流泉のひろばに到着し、レクチャーを受けます。




9時50分頃、源流泉のひろばをスタートしました。
これが源流の泉です。1日1300トンの水が湧き出しています。



 
源流泉のひろばは公園になっています。
公園の向こう側の森は、源流の森と呼ばれ、
この中に源源流があるそうです。


のどかな雰囲気の中を下流方向に歩いていきます。




 
杉谷戸調整池に来ました。
市街化された所では、雨水を吸収する自然がなく、
これをそのまま川に流すと氾濫することがあるため、
川に流れ込む水量を調整するのがこの調整池です。

杉谷戸4号公園に来ました。
小山田地区の丘陵を一望できます。
鶴見川流域の市街化率は約85%
残された自然は貴重です。

 
小山田地区の丘陵の一部をアップで。
はるか丘陵の先は多摩市。多摩川水系になります。



ここは新橋。銘板によると昭和9年に作られたそうです。

 
実は、この新橋のある地点が、
河川法上の一級河川としての鶴見川の最上流になります。



こちらが新橋から見た鶴見川の最上流部です。
とても細い川ですね。



 
次に、もう一つの源流地のアサザ池に向います。
とてものどかな雰囲気の中を歩いています。



小山田緑地梅木窪分園のアサザ池に到着しました。
名前の由来は、アサザ(浅沙)が生育しているからとか。
上流からの水がここに集まってきているそうです。


 
アサザ(浅沙)をアップで撮ってみました。
花の時期には少し早かったようです。



これから小山田緑地の森の中を歩きます。




 
小山田緑地は、東京都が管理する大きな緑地公園です。
遊歩道もきちんと整備されています。



吊り橋を渡ります。




 
こちらは本園。運動広場です。
まもなくゴールです。



みはらし広場に到着。ここがゴールになります。
解散式の後、源流祭に参加します。



 
こちらは、みはらし広場に設けられた源流祭の会場です。
関係行政機関や市民団体のブースが並んでいます。



式典では町田市長のご挨拶もありました。




 
こちらは、有名な源流コーヒーのコーナー。
源流域の湧き水を使ったコーヒーが飲めます。



ちょうど落としたてのコーヒーをいただきました。
とても美味しかったですよ。



 
地元の野菜を使った源流なべのコーナーもありました。




具沢山の豚汁風の味噌汁です。
これがご飯によく合います。
お弁当と一緒にいただきました。



補足コーナー

今回のウオークでは、団体行動のため、写真があまり撮れなかったので、約1週間前の4月30日にプライベートで源流域を歩いたときに
撮影した写真をアップして、少し補足したいと思います。
(実は、ここでアップしないと、この先アップする機会がなさそうなので、この機会にぜひ、ぜひ紹介させてください。)

 
これは、源流泉のひろばの案内板です。
鶴見川水系の流域は「バク」の形をしていると言われています。
そのため、このバクが鶴見川のキャラクターになっているのです。
上の写真にもバクのイラストがありましたね。

源流泉のひろばを別アングルで。




 
この池の中央をよく見ると、水が湧き出しているのがわかります。




水の流れを追っていくと、魚が泳いでいました。
この魚は何でしょうね。
偏向フィルタをつけていれば、
もう少しクッキリ写せたかもしれません。

 
そして、泉の水は下流へと流れていきます。




もうすぐ5月の節句。
小山田の里に鯉のぼりが泳いでいました。



 
そして、これが一級河川としての起点である新橋です。
ずいぶんと歴史を感じさせる橋ですね。



新橋は、昭和9年に竣工しました。