2005年1月15日(土)  第7回下田水仙ツーデーマーチ1日目 タライ岬コース30km

今回は、昨年に引き続き下田水仙ツーデーマーチに参加してまいりました。
これは、静岡県下田市をはじめ南伊豆地区の自治体で開催される伊豆早春フラワーウォーキングの最初を飾る大会です。
新聞報道にもありましたが、このところの異常気象の影響で花の開花が早まり、一部では枯れはじめているところもあるとのこと。
花を愛でるのがメインテーマのフラワーウォーキングだけに、今後の大会も含めて心配されるところです。

今日は1日目です。
今回のコースは、下田市の西南区域と隣接する南伊豆町と弓ヶ浜近くの盥(タライ)岬を歩くもので、昨年同様30kmコースを歩きました。
天気予報では、関東甲信越に大雪が降るかも知れないとのこと。実は、昨年の第1日目の下田は雪だったのです。
また、雪の中を歩くのかと不安で一杯だったのですが、幸いなことに午前中は小雨、午後には青空が見える良い天気になりました。
それにしても、海岸線の風の強かったことといったら、私の巨体が煽られるほどでした。
海の青と冬色の木々と水仙の白い花を愛でながら楽しく歩いてきました。
 

〔ウオークデータ〕
開催期間 2005年1月15日(土)〜1月16日(日)
名   称 第7回伊豆早春フラワーウォーキング  第7回下田水仙ツーデーマーチ
主   催 伊豆早春フラワーウォーキング推進協議会(地元各自治体、観光協会、JWA、SWA、朝日新聞等共催)
主   管 伊豆早春フラワーウォーキング実行委員会
コース等 1/15  タライ岬コース   30km、23km、10km
1/16  下田水仙コース  30km、20km、10km
歩行形態 自由歩行
参加人数 115名(事前エントリー分)
歩行年月日 2005年1月15日(土)
ル ー ト ベイステージ下田−ひもの横丁−(県道116号線)−八声トンネル前(CP)−弓ヶ浜(昼食)−盥岬(CP)−田牛−吉佐美−はまぼうロード−
(国道136号線)−ペリーロード−ベイステージ下田   30kmコース
歩行距離 30km
歩行時間 スタート08:30 ゴール15:00 歩行時間 6時間30分
天   候 小雨→晴れ

 
宿のある伊東市では強い雨が降っています。
これから始発電車に乗って下田に向います。
さて、どんな一日になるのか、期待が膨らみます。

8時30分、ベイステージ下田をスタートしました。
ここで、雨具を使うかどうか微妙なほどの小雨になりました。
私は、雨具なしで歩くことにしました。
30kmコースの参加者は30名ほどでしょうか。
ちょっと寂しい感じがします。

 
まずは下田港に注ぐ稲生沢川の河口を歩きます。
翌日の朝日新聞静岡版には、ここを歩く写真が掲載されました。




下田港から「ひもの横丁」を歩きます。
海産物が豊富な伊豆では魚の干物は特産品の一つ。
ここにはたくさんの干物屋があって、
魚の匂いがぷ〜んと漂っています。



 
下田の市街地を離れ、県道116号線(下田南伊豆線)を西へ。
緩やかな上り坂が続いています。
小雨が降ったり止んだり、天気がよくなりつつあるようです。



ここ大賀茂地区で、どんと焼きの光景に出会いました。
どんと焼きとは、正月飾りをお焚き上げする行事です。
門松の竹でしょうか、パンパンと爆ぜる音が響き渡っていました。
これでお正月も終わりですね。


 
大賀茂のJAでお茶とポンカンの接待をいただきました。
ポンカンはミカンよりも味と香りが濃厚で、とても美味です。
ファンになりそうです(笑)。ありがとうございました。



途中、野菜の無人売店を発見。
ふきのとうが店先に並んでいました。
春の味覚先取りですね。



 
県道116号線を歩き続け、チェックポイントに到着。
ここは、下田市と南伊豆町の境界になります。
上り坂もここまで。ここから南伊豆町に入ります。



南伊豆町の山間の道を歩いています。
ゆるやかな下り坂が続きます。




 
黄色い水仙を見つけました。
とてもきれいですね。




途中、個人のお宅でのご接待がありしまた。
ここは青市地区。昨年もここで甘酒をいただきました。
「今年も来ました(^o^)丿」、「昨年は雪で…」、「今年の水仙は…」
と、しばしお話をして先へと歩みを進めます。
どうもありがとうございました。

 
23kmコースと合流し、青野川の川沿いを歩いています。
この一帯は、菜の花畑が広がるところですが、今年は休耕田。
菜の花も野菜と同じて連作障害が出るのですね。
もうすぐ、弓ヶ浜に到着します。


途中、ダイダイを発見しました。
伊豆はダイダイも特産品。
昔、海路で上方から江戸にダイダイを運ぶ中継点が
伊豆だったことが由来だそうです。
と、地元のテレビで言っていました(*^。^*)

 
弓ヶ浜に到着しました。
もうすっかり雨が上がっています。
青空も見えてきました。
ここが30kmコースの中間地点になります。


弓ヶ浜の休憩所で豚汁の接待がありました。
ちょうどお昼どき。ここでランチ休憩です。
先ほどいただいたダイダイはデザート代わりに。
えっ、ダイダイをそのまま食べるのかって ?
食べますよ。疲れたときにはクエン酸ですよ (`*´;)

 
弓ヶ浜の一角で水仙が咲いていました。
ここの水仙は、明日訪れる爪木崎とは比較にならないほど小規模ですが、
枯れた花も少なく、爪木崎よりも元気な水仙たちが咲き誇っていました。



弓ヶ浜を後にして、これから盥岬に向います。
コース最大の難所である急階段が続きます。
食事をとった後には辛いものがあります。



 
盥岬の突端に到着しました。
とてもいい眺めです。
この岬を境にして、左(東側)が下田市、右(西側)が南伊豆町になります。



青い海と岩を見ながらウオーク後半を楽しみます。
これは、タライ岬遊歩道からの一枚です。




 
田牛(とうじ)地区にやって来ました。
ここで甘酒とミカンをいただきました。
この辺りから風がとても強くなってきました。
気を抜いていると私の巨体が流されるくらいの強風です。


今年も見つけました。
田牛での大根干しの風景です。
空と海の青と大根の白がいい感じです。
この大根はタクアンになるのでしょうか ?


 
碁石が浜を眼下に見ながら進みます。
ここには、碁石に使えそうな石が無数にあるとか。




続いて、吉佐美(きさみ)地区にやって来ました。
小山のような大きな岩が特徴的な海岸です。




 
吉佐美の休憩所で接待をいただきました。
今回のウオークでは、いたる所でおもてなしいただきました。
本当にありがたく思います。



吉佐美の「はまぼうロード」のボードウオーク。
夏には「はまぼう」の黄色の花が咲き乱れるそうです。
あと少し歩くと下田の市街地に入ります。



 
下田の市街地に帰ってきました。
なまこ壁の建物が出迎えてくれます。




アンティークな雰囲気のなまこ壁の建物を見ながらゴールへと向います。
実は、ここまで来て、足がガクガクし始めています。
太股がかなり疲れています。上りで坂で頑張りすぎたかな…
明日、影響が出なければ良いのですが。


 
15時ジャスト、ベイステージ下田にゴールしました。
スタート時はどうなることかと思った雨もすっかり上がり、
青空の見える良い天気になりました。
でもこの後、夜半にかけて伊豆一帯は雨に逆戻り。
ウオークの時間だけ晴れてくれるなんて、まさに天の配剤ですね ! !

アフターウオークは伊東市の宿に戻って、
美味しい料理と温泉でくつろぎのひと時を過ごしました。
再度念入りにストレッチをして、温泉で体をほぐして布団の中に。
明日はどんなウオークになるのか。ワクワクドキドキです。