東海道五十三次歩き旅14日目 鳴海宿−桑名宿
2007年11月23日





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日本橋から鳴海宿まで40宿、当時の距離に換算して約340km。
ここまで13日をかけて東海道の全行程の約7割を歩いてまいりました。
終着の京都三条大橋まであと少し。
はやる気持ちを抑えながら、楽しくのんびりと歩いてまいります。

さて、勤労感謝の日の連休を利用して第5次の歩き旅を始めます。
今回のスタートは鳴海宿から。
名鉄の鳴海駅を降りると、すぐ近くが当時の宿場町です。
鳴海宿から宮宿まで約一里半(約6.5km)。
案内標識や史跡などが整備された街道は歩きやすく、沿道の風景を楽しみながら
ほどなく宮宿に到着しました。




今日は鳴海駅からスタートします。





ここは鳴海宿の旧東海道です。
さあ元気よく歩きましょう。





電信柱にも鳴海宿の表示があります。





旧東海道を歩いています。
とあるお店の前を通りかかると、
お店のご主人から頑張ってくださいとお声掛けをいただきました。
うれしいですね。





少し薄くなっていますが、
旧東海道にはこのようなパネルが設置されています。





丹下町の常夜灯です。





東海道と知多郡道の道標がありました。





笠寺の一里塚跡に来ました。
大きな木です。





笠寺観音の山門では桜が紅葉していました。
季節柄ここまで紅葉に出会わなかったものですから、
感激して見入ってしまいました。





宮宿に入ってきました。
ここは裁断橋跡です。
ここには都々逸発祥の地の碑もあります。





宮宿では街道筋に茶色の目印が整備されています。





ほうろく地蔵です。
ここは、佐屋街道との追分になります。
左が東海道、右が佐屋街道です。





地面に絵が描かれています。
ここはどこでしょうか。





上の絵の描かれている場所はここです。
当時の渡し場であった、宮宿の七里の渡公園にやって来ました。





当時は、ここから次の桑名宿まで渡し舟が出ていました。
海路では桑名宿まで海上七里。
現在も渡し舟があるか探したのですが、
定期的に運航している船はないとのこと。
この先は陸路で進むことにします。





脇本陣格の建物が残っていました。





熱田神宮に立ち寄りました。
西門から境内に入ります。





本宮を参拝します。





境内は七五三に宮参り、結婚式などで大賑わい。
子供の晴れ姿を撮る親御さんのカメラやビデオの写線を避けながら
境内の散策は続きます。





緑の深い境内を歩いています。





面白いものに出会いました。
名古屋コーチン?と子犬がじゃれあっています。





境内で名物のきしめんをいただきました。
お汁が薄口でびっくりしました。





さて、ここから桑名までどのように歩こうか…
当時は海路か、陸路なら佐屋街道を歩いたといわれています。
写真右手が熱田神宮の杜。
この道路は国道19号線、旧佐屋街道です。
私は現代の脇街道?
とも言える国道1号線(写真左方向)で一直線に進むことにします。
東海道歩きの先輩たちから、陸路なら佐屋街道だよとお叱りを受けそうです。





国道1号線で蟹江町に入りました。





日光川を渡ります。
もっと上流になりますが、
以前一宮七夕ふれあいウオークでもこの川を歩いています。
なつかしいですね。





弥富市に近づくにつれ、金魚や鯉の販売店が増えてきました。
弥富市では約140年前に金魚の養殖が始まり、
現在は日本一の生産量を誇っているそうです。
道路沿いには金魚の養殖池が点在しています。





弥富市に入りました。





暗くなってきました。
ここは木曽川にかかる尾張大橋。
これから夕暮れの木曽川を渡ります。
対岸は三重県です。





夕暮れの木曽川の風景です。





尾張大橋から振り返ると木曽川に月が浮かんでいます。
月明かりも川に映り、とても風情のある風景です。





すっかり暗くなりました。
ここは伊勢大橋です。
これから長良川と揖斐川を渡ります。
ここを渡ると桑名宿は目の前です。





長良川の夜景です。
月明かりが川面を照らしています。





揖斐川を渡るとほどなく桑名駅に到着。
今日のウオークはここまで。
駅から桑名宿までは少し離れているので
明日はここから移動します。





昼食が遅かったので、夕食は簡単にしようとコンビニに入ったところ、
ご当地名産のしぐれ煮を発見。
これをおかずに食事をしたのですが、びっくりするほど美味しい!!
これさえあれば、他におかずはいりません(笑)